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『エレメンツ―ギリシア語教本』の練習問題等

『エレメンツ』第2章の作文演習A–1とその応用文を練習してみましょう。

「*」のついた文は、『エレメンツ』第3章の単語や語形を使っています。

 

作文演習A–1とその応用文

ἔχω υἱόν.

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『エレメンツ』第2章、作文演習B(1~8問)、ギリシア語を日本語に訳す設問です。同じ作文演習Bの9〜12問(日本語をギリシア語に訳す設問)はこちらです

「作文演習」の意図や目的については、昨日のポスト「第2章の作文演習A」をご覧下さい。

『エレメンツ』の「作文演習」は、次のような意図に基づいてできています。

「. . . 作文演習は、各章で学んだ文法事項と語彙を実際に用いることによって、学習内容を確認することを目的としています。これらの設問は、既習の文法事項をもとにして作られており、新約聖書からの直接引用ではありません。しかし、 続きを読む

ギリシア語では、英語と同じように、多くの名詞には定冠詞がつきものです。どんなに多いかというと、新約聖書の語彙数は138,629ですが、そのうち、19,737の語彙がなんと定冠詞なのです。すなわち、定冠詞が分かると、新約聖書の全語彙の14%も分かるということになります(それだけでは全く意味はとれないのは残念ですけどね )。

では、『エレメンツ』の次の項目を読んで、練習問題2.5を訳してみましょう。

2.4 (定)冠詞
2.5 冠詞の特殊用法

名詞の主格と対格の練習が続きますが、やっと動詞と名詞によって構成された文を読む時が来ました。Yes!

練習問題2.3.3では、現在形動詞+男性名詞(主格と対格)が問題となっています。ビデオを見る時、問題ごとに、その文の朗読を聞いてからビデオを一時停止して、

  1. 読む練習をすること
  2. ノートを見ないで訳してみること

『エレメンツ』の関係項目

2.3.2 主格と対格の機能と意味
2.3.3 文章の作成